みょうが農園の一年の流れ

ススキ満載の軽トラ
ススキ満載の軽トラ

前年の秋:

 みょうがを収穫した後、草刈り・ススキ刈りを行います。

 たまった草やススキ・ワラなどをみょうが畑に敷き詰めます。

 

冬の間 :

 みょうが畑には、雪が積もります。

 この雪の下で、敷き詰めた草が微生物などに分解され、みょうがのための豊かな土がつくられていきます。

 

 

草取りが終わったみょうが畑
草取りが終わったみょうが畑

春   :

 まだ、他の野菜の苗が育っていないうちから、みょうが畑からは芽が出始めます。

 こちらでは、「みょうがの親」(みょうがたけ)と呼んでいますが、タケノコのようにツンツンと、みょうがの葉っぱになる部分が、敷き詰めた藁などの間から飛び出してきます。

 この親は食べることができます。まだ野菜ができない春先なので、とっても貴重な緑色の野菜として重宝します。

(ぜひ、みょうが畑主になったら、春も収穫しに来てください)

 

 そんな親が葉を開いて、みょうがが元気になってくる頃、他の雑草たちも元気になってきます。雑草が大きくなってしまうと、みょうがに太陽があたらなくなり、秋のみょうがが出てこなくなってしまうので、この季節に草取りを一生懸命やります。

 

草で負けているみょうが
草で負けているみょうが

夏  :

 春に雑草をちゃんと管理している畑では、みょうがの葉がスクスクと育ち、あとは秋の収穫を楽しみにしていればよくなります。

 また、このへんでは「夏みょうが」と呼びますが、早生のみょうがが、8月には出てきます。一般的に作られている「秋みょうが」と違い、この夏みょうがは長い期間、収穫することができるので、一気にとることはせず、育った物から順次、収穫をしていきます。

 

 

秋  :

 ついに勝負の秋。9月に入ると、そこかしこのみょうが畑では、一気にみょうがが出てきます。そうなったら、朝の4時台から収穫が始まります。

 難しいことは、一切ありません。収穫にはハサミなど刃物も一切使わず、自分の両手を使って、一個一個、丁寧に触りながら収穫をしていきます。

 収穫できたみょうがは、土や藁などがついたままなので、すぐに水で洗ってゴミを取り除いてあげて、出荷するために分別していきます。出荷する先にも寄りますが、大きな単位で出荷する先もあれば、小さい単位で小分けして段ボールに詰めて出荷する先まで色々です。

 静かな農山村も、この時期だけは、みなが畑に入って、水の集まるところで洗って、という光景になり、とても活気を帯びてきます。